出典:人民網
中国税関総署が14日に発表したデータによると、2025年第1四半期(1-3月)には中国のASEANおよび欧州連合(EU)との輸出入が安定的に成長した。
具体的に見ると、同期にはASEANが引き続き中国にとって1番目の貿易パートナーとなり、輸出入額は前年同期比7.1%増の1兆7100億元(1元は約19.6円)に上り、中国の対外貿易全体に占める割合が16.6%に上昇した。対EU輸出入額は同1.4%増の1兆3000億元となり、1分間当たり1000万元超の貿易取引が行われることになる。
同総署の呂大良報道官兼統計分析司(局)司長(局長)は、「中国とASEAN10ヶ国の人口を合わせると20億人を超え、世界の約4分の1を占める。双方の開放・融合と共同発展は、市場のポテンシャルを持続的に発揮してきた。グローバル化が困難に直面している中で、協力の模範となっている」と述べた。
同総署の王令浚副署長は、「中国とEUの経済規模の合計は世界の3分の1を超え、双方はどちらも経済グローバル化と経済自由化の提唱者であり、世界貿易機関(WTO)の確固たる擁護者と支持者であり、多くの分野において幅広い共通利益と極めて大きな協力の可能性を有する」と述べた。