出典:人民網日本語版 2024-12-25
欧米諸国ではすでに、年末商戦が本格化しているのを背景に、江蘇省東海県にある輸出向けネイルチップを取り扱う企業は繁忙期を迎えている。
東海県のあるネイルチップを取り扱う企業の陳智総経理によると、「出荷量が目に見えて増えている。今は普段の2倍以上となる1日当たり6000点ほどを出荷している」という。
別の企業では、米国に輸出される独特なデザインでカラフルなネイルチップやアクセサリーが並んでいた。今年は、中国テイストのネイルチップが欧米諸国で人気となっているのだという。
東海県のあるネイルチップメーカーの苗強麗総経理は、「中国の伝統工芸をネイルチップに活用している。普通のネイルチップの価格は1-5ドル(1ドルは約157.2円)だが、中国の伝統工芸を使ったネイルチップは15-70ドル。高いものでは、数百ドルのネイルチップもある」としている。
東海県は現在、ハンドメイドのネイルチップのデザインや製造、販売からなるトータル産業チェーンを構築している。そして、県全域で生産されているハンドメイドのネイルチップは一日当たり40万セットに達している。
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